昇り降りの日々

学務様が見てる

今日は音楽のない日

今日も朝から労働した。
いつもなら大学でゼミがあるのだが、今日はゼミメンバーの都合により中止となった。
ただ、バイトは元々のゼミの時間に合わせて早く切り上げるようにシフト登録してあったので、いつもより早く帰る事ができた。
時間が空いたものの、金もないので会社から線路沿いに歩いていくことにした。
大体2時間ほど散歩したが、その間一度もイヤホンをしなかった。
歩きながらずっと次の企画を考えるのが、思いの外楽しかった。
それが採用されるかどうかは別の話だが、調子のいいときはこういう考え事してるのが楽しいのかもしれない。
この楽しいが、そのまま仕事に結びついてくれればいいけど、なぁ

2分49秒だけの気持ち

コートの隙間から、冷たい空気が流れ込む季節になってきた。
万世橋から日本橋まで歩く道は、思わず空を見上げながら歩いてしまう。
曽祖父の形見のコートを着て、イヤホンで耳をふさぎ、流れてくる音で心を埋める。
三越の上に輝く月を見て、いつもよりちょっと綺麗だな、なんてことを思った。
今感じた気持ちを、透明なガラス瓶に取っておければいいのに、と考えてしまう。
僕の世界を音楽が支配している間は、その曲が持っている感情が僕の心を作ってくれる。

足りない気持ちを埋めるように、ずっと同じ曲を聴き続けている。
しかし何度も何度も聴いても、イヤホンを外してしまえば僕の心からするすると零れ落ちていく。
僕の心を満たしていたこの綺麗な感情は借り物にすぎない。
雨に降られた君との日々も、君を見つめていたいこの気持ちも、すべて僕のものではない。
欲しい。
何かにときめく心、雨の日々を美しいと思う気持ち、そしてそんな他愛もない話を笑いながら聞いてくれる『君』。
君と降られた日々を、晴れ間がのぞくその瞬間を、そのとき君が見せたその顔を、ずっとずっと覚えていたい。
なぜ僕にはその気持ちがないのだろう。

耳をふさげば、僕の心はほとんど空っぽになってしまう。
苦しい、苦しい、空になって内圧を失った心は外界からやってくる圧力に耐えられずに今にも潰れてしまいそうになる。
キラキラした人の心を少し削って、それを集めて作った飴玉があったのならどんな味がするのだろう?
知らないわけじゃない。甘いだけの飴玉はこの世にないのだ。

ああ、今気づいた。
今感じている気持ちは、ただ『さみしい』という言葉に集約されてしまうのだと。
イヤホンを外して、「さみしい」と呟いてみた。
驚くほどに、僕の心は何の反応も示さなかった。

四度と六度の間

僕は人間とコミュニケーションを取ることに対して極度の恐怖を感じているのではないかと思い始めた。
素性がわかる人間ならふざけたり笑ったりする余地があるものの、あまり仲良くない人に関してはその人の気持ちを全くもって推し量れないので下手に笑ったりすればブチ切れられるのではないかという恐怖に襲われてしまう。
多分ジョークを言われているんだろうな、ということはわかるが間違ってたら怒られるので無表情に徹する。
恐怖で喉の奥が締まって声が出なくなる。
言葉を発しようとすると回路が詰まって同じ言葉を何度も発してしまう。

何がしたいかじゃなくて何がぎりぎりできるのかをかき集めるしかない。
お前は何者にもなれない。

何してたんだっけ

休日二日の記憶がない。

池袋に来ていた地元の友人に会いに行き、五分くらいしゃべってそのまま家に帰ったのは覚えている。

明日からまた労働をする。バイトではあるものの朝の8時過ぎに家を出て21時過ぎに家に帰る生活を週4でしている。

こんなにしんどいと思ってなかった。既に電車が嫌いだ。

 

自分の“好き”が何なのかをものすごく揺さぶられる会社にいる。

僕は今まで、なにも中途半端にすら愛してこれなかった。

何にも本気になれなくなったのはいつからか、なんて話じゃなくて、ただ頑張れない人間だということがわかっただけ。

シンプルに労働が嫌だ。でも駆動力がないと動けない。自己駆動能力がない。

どこに行っても「僕の場所はここじゃない」と切り捨ててきている。

また辞めるのかなぁ。中々潜り込めない現場だと思うしそんなすぐにはやめないと思うけど。

 

何がしたかったのかなぁ、なんてことを考えながら、なにもしなかった週末は終わりを迎えました、それではまた明日。

方向

書き始め、00:18

どこに向かうべきなのか、そんなことをよく考える。
何がしたいのか、そんなぜいたくな悩みをいつも抱えている。
何をすべきなのか、そんなことは悩みたくない。

すでに大学院生活がしんどい

僕は何を思ったのか、次に行く大学院で元々やっていた分野と真逆の分野を選んでしまった。
なぜかそのまま合格してしまい、M0生としてゼミをしているが、一緒にゼミをする人間がずっとその分野を勉強してきた人間なので議論に全くついていけない。
出来るだけ食らいつくようにしていて、その場で解決できるものはそうするように努めてはいる。
ただ今は僕の事情を知っている優しい学生相手だから上手くいっているわけで、このままそれに甘えぜるを得ない状況が続くとM1になって教員の前に立つと死ぬ。
ましてや僕が通う大学はそういう人たちが集まる大学なわけで、中途半端に修士だけとってやろうなんてそんな人はいない。

僕は『甘い』のである。どこの世界に行っても。
考え無しに飛び込み、また考え無しに別のものに飛びつく。
学生である間はそれが許される、そう考えたからこそ今の選択肢をとったのだと思う。
そうやって時間が過ぎるのをずっと待って、許されるのを待っている。

新しく働くことになった職場は非常に環境が良くて、お金ももらえるし家から近いし家賃のいらない家もあるし、何ならもうそこに就職してしまいたいとさえ思ってしまう。
けどそんな感じの理由で前の環境を捨てて今の環境に飛びついたわけで、仮に本当に就職したとしても半年もすれば「辞めたい」といって次の場所を探し始めるのだと思う。
存在しない『お似合いの場所』を一生探している。
そんな一生、短いほうが幸せな気がしないこともない。

”きっと長く助走をつけたほうが高くに届くわ”、そんなことを言われた。
僕は「お前はマラソンでも走っているのか」といわれてもおかしくないくらいに助走をとっている。
きっと踏み切るころには上がりに上がったバーにかすりさえしない弱弱しいジャンプをするのだろう。
いや、ジャンプすればいいほうかもしれない。
バーは上がり続けている。
今飛ぶか、下を潜るか、それとも、マラソンのゴールのその先へ向かうのか。
その決断さえもゴールが見える気配がない。
もう、許してくれ。

書き終わり、00:37

近況

書き始め、21:02

労働し始めた

応募していたバイトに無事受かり、働き始めた。
今までやったバイトは軽い仕事ばかりだったが、今回の職場はいかにも会社というような感じ。
巨大な組織の中の一員として、同じものを作るというプレッシャーがすごい。
人間関係がどうなるかは別問題として、環境としては異常なくらい良い。金のある会社はすごい。
とりあえず週3~4日、フルタイム出勤して荒稼ぎする予定でいる。

本を買った

労働し始めたことと、月が明けたことにより余裕ができたので新しく本を買った。

たとえとどかぬ糸だとしても1 (百合姫コミックス)

たとえとどかぬ糸だとしても1 (百合姫コミックス)

感想はTwitterに書いたとおりだが、全体としては読んでいて辛い。
読むのが辛いというわけではない。むしろどんどん読んでしまう。
一人分の人間の感情だけでもとても複雑なのに、その人間同士の関係が絡まり、余計に身動きが取れなくなっていく。
早く続きが読みたいけど、読みたくないという気持ちもある。

水族館の年パスが欲しい

水族館の年パスが欲しい。
池袋のサンシャイン水族館ならプラネタリウムも半額になるしいいかなぁと思ったけど、水族館にいるペンギンが一種類しかいないらしい。
僕はペンギンが見たい。
ついでに飯田橋の映画館の年パスも欲しい、どうしよう。
今月中にどっちかを買う、と思う。

書き終わり21:14