昇り降りの日々

学務様が見てる

生産されない心、消費される身

生産者になりたい、さもなくば概念になりたい。めっちゃ概念になりたい。やっぱり堺雅人になりたい。

透明人間として生きることには耐えられなくて、でも何者かになるために積む修業は自尊心をもりもり削られる。今日もラボミーティングで軽くけんかを買ってしまった。もう駄目だ、イキってしまった。うーんしんどい。

 

結局うまく騙し騙しで生きてきたつけが回ってきてる。

てかさ、純粋無垢に将来も考えずに生きてきた高校生までの日々がつけに回ってくるってヤバくないですか、何、みんなそんな先のことまで見据えて生きてたの、そのための人間性社会性だったのか。君らすごいな。

僕の方が色々考えてると思ってた、けど僕は行きたい方向一本しか見えていないので結局こだわらずに一歩でも前に進んでる人間のほうが強くて、みんな続々と就職を決め、きらきらとした写真をインスタに上げている。インスタ映えする人生、僕も欲しい。

 

こだわりを持たないってのはどうやら何も考えずに成功するには一番手っ取り早いらしい。その分リターンは少ないかもしれないけど。

能力のない人間が、何か一つのことにあこがれてしまったために、中途半端にほかの道に進むこともできず、かといってやめる勇気もわかず、その場で足踏みをしている。

 

はぁぁぁあぁ僕も努力を美化できる人間になりたかった。何かしたら偉いねってほめてくれる人が欲しかった。結局これも怠惰の裏返しで、存在しているだけで優位でありたいという気持ちの表れなのかもしれない。でもいいじゃん、概念になりたいって人が今日も呼吸して首括らずに生きてるんだし。人の形保つだけでも大変なんですよ僕。もっと褒めてくれていい。

 

結局僕は何をすれば満足するんだろう?お金がいっぱいあったら今持ってる目標は全部捨ててのうのうと生きるだろうか。某省の総合職国家公務員として働ける権利があったら飛び込むだろうか。もういっそ誰か思い切りキラキラできる人に人生をあげてしまいたい。その人が思い切り輝く瞬間を見届けて、一人でひっそりとその瞬間をかみしめながら、穏やかな気持ちで首をくくりたい。妄想ダイナマイト。

 

なんとなく、修士に入ったら休学しそうな予感もしているが、もしかしたらそんな度胸もないかもしれない。

 

以上今日の怪文書。