人と話すのを怖いと思うことをやめたい。
いや、正確には人自体が怖いというよりも、そのコミュニケーションの過程で自分が否定されることが怖い。
相手に僕を否定する意思がなくても、どこかで勝手にそれをナイフのように見るようにしてしまう。
よくない、よくない、よくない、知ってるよ、知ってるけど、けどそう見えてしまう。
あなたの紡ぐ言葉が、打ち込んだたった一文字が、一瞬見せたその表情が、会話の中で発生した間が、僕の心を徹底的に打ちのめす。
僕は目の前の人間とコミュニケーションを取っているのではなく、頭の中で作り上げたイメージと会話しているのかもしれない。
僕の心を徹底的に破壊しないと、もっと破壊しないと、僕の心は治らない、そんな気がするけど、怖い。
無理、無理、頭の中でのシミュレーションはいくらでもうまくいくのに、現実に立ち向かうと喉が締まって息が通らない。
僕はどうしたらいいですか?