昇り降りの日々

学務様が見てる

焦る、焦がれる、焦げる、常に頭のなかに『焦』の一文字から生えた感情が暴れている。

流れをひたすらに飲み込んでいないといけない、みんなが僕を指差して笑っている、存在しない過去が恋しい、放っておいてもやって来る未来に怯えている、大気圧は等しく1atmなはずなのに、自分だけ重圧に耐えているような気持ちになる。

そのまま床に押し付けられて体が起き上がらない、少しずつ自分の周りを満たす流体がコンクリートのような高い粘性を持ち始めて、どちらにも動かなくなる。

頭のなかに作ったイメージを無理矢理実体化させて身に起きる気だるさに言い訳をしている。

どうということはないが、もう少し負荷がかかって脳のまんなからへんが熱くなる感覚を味わうべきなのかもしれない、もしくは流れの中から去るべきなのかもしれない。

 

僕の周りの本物は無駄を嫌い、常に回し続けている、僕はずっとインターネットを泳いで負の感情を食べ続けて自意識を肥大化させていくだけだ。

理性ではわかっているのに、自分の中の淀みがコントロールできない。

汚い、汚い、わかっているのに暴れる負のエネルギーを理性が無理矢理ねじ伏せようとして、最終的に口から汚い言葉として出てくる。

昔からゲージが常に振り切れているときは気がすむまで「殺す」だとか「クソ」だとかもっと汚い下の言葉を大声で叫んで、それが辛くてさらに呻き声をあげてしまう。

ほぼ毎日誰かと喋るようにはしているが、それでも一人でいる時間がこれだけ長くなると叫んで呻く回数が増えていく。

ただでさえ2月時点で通勤中に何度も呻き声をあげて恥ずかしい思いをしたのに、それより加速してしまった今、何者かに変装する技術さえも衰えてしまって怖い。

何も出来ない、呻くしか出来ない、自分自身で救うしかない、しんどいけど。

フラッシュバックをねじ伏せるのではなく、受け流せるようになったらいいのかもしれない。

 

何を書きたいかわからなかった、けれど何か書かないといけないという強迫観念があってスマホが手放せなかった。