中学生時代に書いたブログを読み返すと、当時聴いていた音楽や見ていた番組、思っていたことがすごく赤裸々に書いてあった。
ブログに貼られたURLはほとんどリンクが切れていたが、なんとなく何を書いたかは覚えている。
当時はまだ意識のある時間を10年も生きていなくて、あらゆるものに憧れがあった。
暗い世界の底にいるかのような世界だったけれど、ピンホールから覗き込んだ外の世界はとても眩しくて、その憧れを代弁してくれるものを好んで食べていた。
何も知らなかった、井戸の外の広い世界とどこかにある理想郷への憧れは何よりも透明でキラキラしていた。
たった一枚の草原の写真で涙を流したあの季節を、もう一度捕まえることが出来たならどれだけ幸せだろう。
ふと思ったことの記録。 寝る
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