昇り降りの日々

学務様が見てる

再生・再生産

年が明け、東京事変が復活し、僕も誕生日を迎え、新しい日を浴びる。

年末年始独特のまったりとした雰囲気が嫌いで、今回は出来るだけそれを避けよう何てことを考えていたら風邪でぶっ倒れ寝ながら年を越してしまった。
その副産物として8年ぶりくらいにガキ使で年を越した。副産物???

残念なことに風邪が治り、社会の圧力に負け、一年ぶりに実家に帰省したのはいいものの、やっぱり居心地が悪い。
なんのやる気も起きないし、周りに何もないし、移動する足もなく、誰もいない家の中に丸一日幽閉されている。
複数人で生活している家には、その構成人員が(もしくは支配者が)過ごしやすいルールというものが存在していて、少なくとも今の僕はそのルールからは外れている。
それがどうしようもなく苦痛だ。
もはや「家族だから」という自分から発生する理由ではなく、社会的な構成単位の一部に付して生まれてしまった自分の役割としてこの家で過ごしている。
もしくは、自分を育てた人間に対する多少の同情、こちらの方が大きい気もする。

なんども思うことだが、僕は何かに属することが苦手だ。
固定化されてくるコミュニティの中で生まれるルール、馴れ合い、そこからほんの少しでも自分が逸脱してしまうと途轍もない居心地の悪さを感じてしまう。
かと言って孤独に生きていけるほど僕の心は強くないので、元いたコミュニティからまた別のコミュニティに移住する。

自分を構成するものは最小単位であってほしい。
そう願いつつも、自分は国、企業、大学、家族の構成単位である。
その恩恵を受けている以上この中で生きていくのだ。

年明け一発目から記事が暗いなぁ。
今日で24歳になりました。
年男です、厄年です。
今年もよろしくお願いいたします。
事変のライブ絶対行こうね。

open.spotify.com

トキメキ

胸に発生したトキメキを甘い金平糖に変えて、金魚の泳ぐ和紙で彩られた円筒形の缶に閉じ込める。

軽く振るとカラカラと音がして、こうしてまたトキメキを貯められた、という充足感に浸る。

一粒ずつ口に含んで、転がしてみたり、噛み砕いてみたり、たまにはそのまま飲み込んでみる。

すると、今日の思いがハッキリと再現するわけではないけど、記憶として思い出せるようになる。

欲張って鷲掴みにしてしまうと来年まで持たないので、ちょっとずつ、ちょっとずつ消費していく。

工業的に生成された砂糖は雑じり気無く甘くて美味しい。

やっぱり僕はこの甘さしか受け入れられない。

 

20191223

8時半に目が覚めた。

睡眠不足なのに微塵も眠くない。

いつもならやる気が起きないことも、なんか今日なら出来る気がする。

まず手始めに髪をバッサリ切ってもらった。

またマフラーを巻いて、何となく眼鏡をかけてみて、渋谷をぶらぶらしてみる。

満足度がかなり高い。

そのままのうきうきテンションで中華街へ行った。

キンコウロウという店で食べた麻婆豆腐が美味しくて、またハッピーになった。

今まで食ってきた物のなかで一番うまい。

なんか今日は全体的に楽しい。

 

ライブ

自分の体力の範囲でゆらゆらと揺れるのが楽しくて、冬なのにシャツはびしょ濡れになっていた。

ライブ自体は楽しかったけど、コンテンツに対して今まで感じていたようなトキメキは無かったので、正直潮時かなぁとか思っていた。

けど、最後の一瞬油断した隙に打ち込まれた一撃でまたコロッといってしまった。

素直に尊敬した、こういう細かいところに人間落ちるもんなんだなー。

しばらくはまた緩く通う気がする。

緩くだけど。

 

今日の空はとても綺麗で、一昨日見た空よりもハッキリとオリオン座が見えた。

 

20191222

特になにもしてない

今日は一日中ピアノを弾いておしまい。

散歩に行きたかったけど雨が降っていた。

そろそろ手首が腱鞘炎になってしまいそう。

 

承認

自分がネットの海に投げたものが称賛されるときもちがいいことはもはや自明の理だけども、数字だけじゃなくて言葉で『良い』と言われるのはさらに気持ちがよかった。

大事なのはクオリティよりも世に出すことですね。

やっていきたい。

平らな気持ち

震えたい。街の真ん中で大声で泣き叫んでしまうような、激しい情動に支配されたい。

激しく僕の心を揺さぶる何かを、感情を借りたい。

音楽じゃ足りない、文字じゃ足りない、絵じゃ足りない、もっと自らの心臓を激しくかきむしるような、そんな気持ちに駆られたい。

ここ最近何をしても心が激しく震えない。

それはつまり健康であるということで、そして痛みに慣れたということだ。

もっと孤独であるべきなのか、全てを絶って何もない世界で発狂すればこのモヤモヤはなくなるのか。

もっと揺さぶられたい。そのうち僕は少しずつ脳を締め上げる快楽に身を任せてしまう。目の前が少しクラクラとして、やがて世界が渦を巻く。

ベッドの上で僕にまたがりながら、君は僕の首に手をかける。

少しずつその手にかかる重さに、華奢な体にもしっかりとした重さがあることに気づく。

苦しい、その感覚が気持ちいい。

その先に行こうとすると全てが消えて、世界が真っ直ぐに揃う。

もう一歩、進む勇気があれば僕はもっと激しい感情を得られるはずなのに、理性が社会規範に支配される僕の生活とそれを天秤にかけて、恐怖が前者をかさ増しする。

全てを捨てて無敵になりたい、それも人生が行き詰まったときにとっておくべきなのだろうか。

仮にもう一歩踏み込んだとしても僕の欲しいものは得られなくて、リスクだけがそこに残るかもしれない。

怖い、怖い、でも揺さぶられたい、でも怖い。

自分の体を維持するのに金がかかる。

だから僕はこれ以上のリスクをとれない。

20191221

17時に起きてまったりとご飯を食べた。

ふと、引きこもっているのが嫌になった。

何となくマフラーを巻きたくなった。

お気に入りのコートを羽織りたくなった。

 

お風呂に入って、それっぽく髪を乾かして、いつもと同じ格好をする。

お気に入りの時計、お気に入りの眼鏡、お気に入りのマフラー、お気に入りのブーツをはいて街に繰り出す。

きっと今の僕はいつもと違う、そんな意識から少しだけ背筋を伸ばして歩いてみる。

 

電車の窓に映る自分を見て、そんなに嫌いじゃないな、なんてことを思った。

目的の駅で電車を降りると、出口がホームの反対側だった。いつもなら苛立ってしまうようなことも、お気に入りのマフラーを巻く今日の僕は許せた。

 

改札を出て曲がると、大きなクリスマスツリーが目に入った。

思ったよりカップルはいない。

イヤホンを外すと子供の叫ぶ声が聞こえて、ちょっとだけ「いいな」と思った。

 

一通りイルミネーションを見て、川辺で檸檬堂を飲んでタバコを吸ってぼーっとしていた。

これだけ冷えれば人恋しくなるかなぁと思ったけどそんなことはなく、ただただ寒いだけだった。

寝っ転がって空を見上げると薄くかかっていた雲が少しずつ晴れてきて、最初にシリウスが見えてきて、そこからベテルギウスを見つけて、薄っすらと光るオリオン座を見つけ出す。

すぐにオリオン座を見つけられなかったのはバカみたい明るい都会の空のせいか、僕が空を見上げなくなったからなのか、きっと両方だろうな。

30分くらいぼうっとして、思ったより酔えなかったのでさっさと帰宅した。

帰りのホームの待合室で大きな花束を持ったおじさんがいて「素敵だなぁ」と思いました。

 

僕はこの文の前半を凍えそうな外で、後半をぬくぬくの布団のなかで書いているが、それぞれの温度感が違いすぎる。

そもそも最近の精神が安定しすぎている。

ポエムが書けねぇーーーただの事実の列挙ーーー面白くねぇーーー

 

ピアノ

新しい曲を覚えるために練習を始めた。

ビックリするくらい指が動かなくて泣きそうだった。

特に薬指が使えなくて、今まではかなりサボりながら弾いていたんだなと自覚する。

こうやって弾こうこうやって弾こう、と頭では考えているのに指が勝手に違う場所を弾いて気が狂いそうだった。

たった10秒もないフレーズのために二時間以上かけて練習して、やっと一回ノーミスで弾けた。先が長い……

 

20191220

家から出なかった

時間通りに起きたけどなんとなく今日の予定を全てキャンセルした。
昼寝して15時くらいに起きて、ずっとゲームしてガンダムを見ている。 やることちゃんとやればよかったな、と今は思うけど休んで元気になったからなんだろうな。
明日元気だったら近くのクリスマスイルミネーションを見に行こうかなと思っている。

ゲーム

ゲームを作る人になろうとしてるので、ゲームをゴリゴリやっていたのだけど、終わりがなさ過ぎてしんどい。
とりあえずXのゲームはしっかりやらないとなぁと思う。
楽しいという感情は微塵もないし、向いてないのかな、とも思ってしまう。
まあ目の前にあることをしっかりやっていかないと如何しようも無い。
僕はもうレールの上にいる。

ディスティニーを一気に見た

りあるたいむで見たときは熱狂して見てたけど、今見ると理不尽とか矛盾が多くてむしゃくしゃする。
あと戦ってる時のセリフの語彙が少なすぎる。
SEEDはそれなりに面白さを感じたけど、こうなるとただひたすらだるい。