昇り降りの日々

学務様が見てる

思考の記録

6年間過ごしてきて、人ひとりの人生ではありえないほどのことがたくさんありました。
さいたまスーパーアリーナに「ありがとう」が溢れる――Wake Up, Girls! FINAL LIVEリポート | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

心の中に強く刻まれている言葉の一つ、Wake up, Girls!の解散ライブで田中美海さんが朗読した手紙の1フレーズだ。

学生時代はずっと「何者かになりたい」というぼんやりとした願いを抱えて生きていた。
それがいつしか形を変え、「人の心を動かす何かを作りたい」という思いに変わっていた。
そんな時に聞いたこの言葉が、僕を今の職へと駆り立てた。
人ひとりではできないことが、人の人生を変える。
僕一人ではできないけど、大きな機械の歯車になることならできる。
僕の言葉や制作物が直接誰かに届くことはないかもしれないけど、その一助になることならできる。

しんどいことは多いけど、それでも今僕がこの仕事をできることは本当に幸福なことなのだと思う。
今僕がやっていることが直接誰かの人生を変えるかはわからない。
だけどこの行為がその結果につながると信じている。

大学生のころの僕が見たら、きっと今の僕をうらやましく思うはずだ。
だから僕は、僕の人生を、僕の大好きなものに捧げる。
僕が大好きなものを、みんなも大好きになってもらいたい。
僕がかけられた呪いを、祝福を、みんなにもかけたい。

調子のいい時に考えることはあまり意味を成さないけど、だけどこうやって記録することにはきっと意味がある。

そして僕の愛するコンテンツが、僕が製作に携わるコンテンツが、たくさんの「昔の僕のようなオタク」を嫉妬させられるような成長をしてくれますように。
おわる星の煌めき、はじまりの空の色|はしご