昇り降りの日々

学務様が見てる

とりとめもない思考の記録

年末年始の雰囲気が嫌いだ

世界が止まっているような感じ、街には何もないのに人が慌ただしく動いてる感じ。
いつもは濁った川の中で泳いでいるような感覚なのに、年末年始は泥の中を無理矢理に進んでいるような感覚になる。
自分自身が日常を求めているというより、世界がいつも通りあってほしいという欲求が強いらしい。
日常の中に非日常や小さな楽しみを生きている人間からすると、そのものが非日常になってしまうのがしんどい。
というわけで今日は世界の非日常に乗っかっていつもやらない思考の文字化をしようと思う。
ついでに年末年始のまとめもやっちゃおう。

ステップ・バイ・ステップ

昔から階段を一段飛ばしで歩く癖がある。
空いている道があるならそちらを選ぶし、近道があるのであれば多少しんどくてもそちらを選ぶ。
誰かと一緒にいるときは表に出さないようにしているが、実際は今巷で言われているタイパを体現した人間だと思う。
だから何か成長をしようとしたり、目的がある場合は「一歩ずつ」が耐えられない。
いざ「一歩ずつ頑張ろう」と決意しても、次の日には前日に立てたロードマップから外れて近道を探している。
よく言えば効率よく、悪く言えばずるがしこく生きることを美徳として生きてしまった。

この方法で中途半端に成功体験を積んできた人生だから、どうしてもこの呪縛から抜け出せない。
顕著なのが受験勉強で、たまたまこの方法がぴったり当てはまったからうまくいったが、すべての事象に一般化できないことは言うまでもない。
3年の成果を1日で得ようとして、3年間何も得られていないのだ。
長期間で見た時、確実に成果を得るなら複利的な努力が結果的に効率が良い。
僕がやっているのは一か八かのデイトレードに見せかけた停滞、もしくは後退だ。
一日1%でいい、なんなら0.1%でもいい、少しずつ上向けばいいのだ。
もちろんそれには元手が必要だが、それを得る方法がないならもう長期的に見据えてさっさと複利的な努力にリソースを割いたほうがいい。
これは早ければ早いほど得をする、そして降りたものが損をする。
少しずつやっていこう。

今年の話

今年を大雑把に語るなら「大きな1を手に入れたが、それ以外は何も手に入れられなかった」という言葉になると思う。
去年は「小さな0.1がたくさん得られた」年だった。
働く環境が大きく変わったということもあるが、適応する時間はいくらでもあった。
何を優先するべきなのか、何を成したいのかをボヤっとしたまま、人に与えられたものをやり続けていたら、他人が与えてくれた大きな1つしか手に入らなかった。
それ自体に不満はないが、リソースの割り振りが下手だったなとは思う。

来年はどうしようね

「調子がいい時に立てた計画は破綻する」 僕が常日頃計画を立てるときに考えることだ。
今の自分の最低値、平均値、最高値を見極めて、最低でも0.01の上昇を作り続けるにはどうしたらいいんだろう。
そもそも自分が進む方向は1本道ではないので、残りのN十年の1をささげられる指針があると嬉しい。
恥を捨てて応援されるような人になろうというところだけは決まっている。
後で自分で整理してみようと思うけど、恥を捨てるためにも整理できたらどこか見えるところに置いておこうと思う。
思考だけじゃなくて、実践が伴うといいね。

今年もお疲れ様でした

皆さまよいお年をお過ごしください。