昇り降りの日々

学務様が見てる

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

自分の底に大きな「他人を傷つけたい」「不幸せにしたい」という感情がよこたわっていることにきづいた。 黒くてよどんだその姿はいつも良く見えないけど、今日久しぶりにその片鱗が見えた。 何がトリガーだったのだろう。 僕はあの人に後悔をさせたかったか…

消える手

指の先が痛い。 空気そのものが冷える寒さは、スマホを持ちながら歩く現代人に容赦なく罰を与える。 諦めて手をポケットにしまって、回りの景色を眺めながら歩く。 大学の中はいつにもまして観光客ばっかりで、少しだけうんざりする。 痛くて手をしまったの…

どこか

僕がぶつかるものは大抵「僕が子供だ」ということで説明がつく。 あれもしたい、これもしたい、だけどあれに伴うことはしたくない、美味しいところだけ食べたい。 理想化だけが得意になって、綺麗な上澄みだけを何不自由なく好きなだけ接種して生きてきた。 …

20200121

バイト マジで行くのがだるかったけどちゃんと行った。偉すぎる。 あんまりやることなかったのだけど、ミーティングに向けてデータをまとめてたらいつの間にか定時を過ぎていた。 昨日までは「大学を満喫しないとな…バイトしてる場合じゃない…」って思ってた…

煙灰

誰もいなくなった部屋で、貴重な土日を引きこもったまま終えようとしていた。 金曜日は飲みに出て、気がついたら部屋のベッドで寝ていて、そのまま必要最低限の活動をベッドの中でし続けた結果だ。 インスタを見て、Youtubeを見て、Twitterを見て、を繰り返…

波間に揺れる

私の故郷には小高い崖があって、そこから世界の向こう側までを見渡せる。 私は夜になると意味もなくここに度々やって来る。 目の前にはただ真っ暗闇のパノラマに月の光が反射していて、それに誘われるように一歩踏み込めば命の亡くなる奈落がある。 波の音は…

what is the girl made of

もしお菓子でできた家が本当にあったなら、あっという間に虫に集られて、見るも無惨な姿になってしまうだろう。 昔の詩人曰く、女の子は砂糖とスパイス、そしてステキなもので出来ているらしい。 きっとそれは一部本当だろう、美しい彼女はまるで砂糖菓子の…

a stage to

ぐるぐると回る島の中で焦る気持ちと、肌の上を虫が這うような気持ち悪さにじっと耐えている。 多分僕は人と日常的に触れあってはいけない。 例えば家族だとか、少し踏み込んだ友達とか、常に同じものが接している時間は時間の感覚や心の感覚を麻痺させる。 …

何も作らない、何も作っていない。 そんな生活は本当に心地よくて、ただ流れる時間を共有できる人間と共に身を任せるだけだ。 この大きな流れの一部になりたい。 楽しいを貪り食い、海を背に燃える火の前で乾く顔を擦る。 あのときと同じ匂い、僕の心は油断…

再生・再生産

年が明け、東京事変が復活し、僕も誕生日を迎え、新しい日を浴びる。 年末年始独特のまったりとした雰囲気が嫌いで、今回は出来るだけそれを避けよう何てことを考えていたら風邪でぶっ倒れ寝ながら年を越してしまった。 その副産物として8年ぶりくらいにガキ…