昇り降りの日々

学務様が見てる

生きるのが怖い

先週は本当に気が狂うような働き方をした。
世のブラック企業の皆様には遠く及ばないが、軟弱な自分の基準では本当につらいものがあった。

仕事をしていれば緊急の対応など往々にしてあるし、想定したとおりに事が進むなんてそうそうない。
それをわかったうえで、僕はそういった大変なことをしたくないと心から思っている。
もっと言えば、何もしなくていいなら何もしない。

自分の食い扶持を稼ぐために週5で働いて、自分の世話をするためにその金を使う。
働かなきゃ生きていけない、そういうシステムの中で生きているから、週5で時間通りに会社に行かないと怒られるから、毎日時間通りに起きて、時間通りに仕事をして、他人の負担にならないようにちょっとだけ残って帰る。
転職でもすればよいという人間もいるが、僕はもっといい仕事に就きたいのではない。
働きたくない、ほんの少しでもつらい思いをしたくない。
楽しいことだけ考えて、暗い将来を悲観せずに能天気に生きていたいだけなのだ。
甘えるなというが、そういうシステムの中でたまたま適応できる人間にそんなこと言われたってなにも響かない。

苦しみの可能性がほんの0.0001%でもある労働という行為を週5、自分の命が尽きる残り何十年も、自分ただ一人のために続けなければならない。
何かが好転することもなく、何かイベントが起きることもなく、かといって何かをしたいという明確な欲求もなく、ただひたすら無駄に健康な体を転がし続けることに恐怖しかない。
誰かのためになるとかそういうことも考えたくない、何もしたく宇内、何も考えたくない、でもシステムの中で生きる以上、そこで望まれることをこなし続けないと「普通」の生活がおくれない。

日々の生活に張り合いもない。
Youtubeを開いても見たい動画がない、ちょっと前まではVtuberを見てキャッキャしていたが、見る気が完全に失せてしまった。
世の中のニュースにもさほど関心がない、かわいい女の子が出てくるゲームもやる気が起きない、絵を描く気も起きない。
友人は「誰と過ごすかが大事だと日々感じる」とよく言うが、僕はそういいながら毎週のように会ってくれる友人と出かけることすらも面倒になっている。
(読んでいたらごめん、君らや君らとの時間が嫌いなわけでは決してない)

もう自分が考えていることを文章化することも面倒くさい。
もう生きることを考えたくない。
死ぬ度胸も気力もない。
くだらない慰めや同情を聴くたびにイライラする。
こんな怒りや無気力や絶望が混じったぐちゃぐちゃな感情をどうやってほどけばいいのかわからない。
ただこのシステムの中で無気力に生きて、ただひたすら怯えながら生きていく。