昇り降りの日々

学務様が見てる

ボコボコ

今日の学会練習はまあ酷いものであった。

前日夜中までスライド作りしてろくに進まず、起きた時から脳味噌がフラフラしていた。
今思えば2時間に一回くらいカフェイン錠剤を飲んでいたのがまずかったように思う。
ともあれずっと頭の思考に霞がかかったような感覚で、ずっと寝起きのふわふわな状態の中で泳いでいるようだった。

研究所での発表が練習なしでうまく行ったから今回もうまく行くだろうという甘い観測の元でいざ喋り出してみたら、脳味噌の中が空っぽになった。
言葉が出てこないパニックで余計に喋れなくなり、おそらく数分言葉を発せないまま吃っていた。
正直ずっと泣きそうで、なんでこんなに脳味噌が動かないのか、絶望に打ちひしがれていた。
これ以上続けてもどうしようもないので「ごめんなさい、発表をやめさせてください」とお願いしてスライドの確認だけをしてもらった。
気づくと頭や腕から汗が滴り落ちていて、ずっと舌先が痺れていた。
ここまで喋りに不調が出るのは本当に数年ぶりな気がする。

なぜ今までうまく行っていたのかを思い返してみると、自分は発表練習をあまりしないと思っていたが、実際は完成したものを何回も頭の中で再生していてシミュレーションを繰り返しているらしかった。
そこを正しく認識せず、胡座をかいてスライド作成をギリギリまで行った結果、無意味な発表をしてしまったのだと思う。
まあ本番じゃなくて良かったと本当に思う。

今までならスライドが完成していない時点で発表から逃げてまた余計に後回ししていたけど、今の研究室になってからはとりあえずやってみるという心理的な障壁がかなり低くなった。
明確に突き放されることがなく、追い詰められることもないのでこういった事態になっても立ち直りがかなり早くできるように思う。

発表練習が終わってからひたすら謝まり倒していたけど、「最初だから大丈夫だよ」といってもらえたのはかなり精神的なダメージが軽減された。
まあ明らかに異常をきたしている人間を目の前にしたらそういうしかなんだろうし、そこにまた甘え始めたらさらに深いクズの谷底へ落ちてしまうのだろうけど。

数ヶ月続けていた健康な生活リズムをこういった形で破壊した上に、カフェインやら薬やらをがぶ飲みすると心身に不調をきたすのは当たり前だし、そこで起きたミスがさらに自分を追い詰める。 早めに準備して、健康に生きるしかない。
早めに準備するには、作業できる場所でちゃんと物事を進めるしかない。
やっぱり家じゃなくて大学で作業しよう。

首も昼頃から突然痛み出した。 2月の時にあった首の痛みの70%くらいのダメージがじわじわときている。
一度寝転がると起き上がれない。

この文章も何か支離滅裂な気がする。今日の脳味噌は全然動かない。
早めに寝よう。
明日にはこの霞がかった思考のモヤがなくなっていますように。